お菓子はいろいろ作ってみるものの、実はクッキーを作ったのは中学生のとき。しかも、それは母がよく作っていたアイスボックスクッキーなのだから、いばれるものではない。そう、生地をまとめて冷蔵庫で固め、包丁で切るだけの、簡単なものなのだから。
今年のクリスマスははりきっていろいろ手作りものに挑戦しているのですが、さらに欲張って、クリスマスツリーに飾るクッキーを作ることにしました。
型は
馬嶋屋菓子道具店で、11月に早々と購入。人形のクッキー型はうっかり大を頼むつもりが、小という相変わらずのうっかりぶりでありましたが、まぁ、よしとして。
とりあえず、本日は練習ということに。本格的にスパイス入りにしたかったのですが、もしかしたら娘にはまだその味が分からないかもしれないと思ったのと、夫があまりいろんなスパイスが混ざると得意ではないので、今回のレシピは、藤野真紀子さんの『子供のためのおかし』から。
今回も娘ははりきってお手伝い。母にとっては忍耐という修行であります。
部屋の温度が20度もあるので、すぐに生地がべたつくので、四苦八苦。星型で抜いて鉄板にのせるときに、”ひとで”のようになってしまったり・・・。
(→後に別の本で、ラップを上下にはさんで伸ばすとよいと書いてあった。次回はそのアイデア、いただき!)
しかしまぁ、オーブンの前で、わくわくして待つ娘の姿を見ると、「やっぱりやってよかったなぁ」と、苦労も忘れてしまうのです。
最初に焼いたのは、すこし焼き過ぎたような気がしたので、2回目は1分短く焼きました。意外とブーツ型が私にヒット。人形型も小さい方が娘にはひと口サイズでよかったかなと。
これらを小さい袋に入れて、飾るつもりだったのですが、あれよ、あれよという間に、娘の口に消えていってしまったのです。なんとか半分は残りましたが、数が足りません。
次回は倍の量で作らなくては。それから、ヨーロッパでは直接クッキーを飾るため、クッキーに焼く前に穴を空けておくのだとか。その穴にリボンを通して飾るらしいのです。
袋に入れるより、食いしん坊の娘はその方が喜ぶかもしれないなぁと。どうせ、すぐになくなってしまうでしょうから。