太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降りつむ
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪降りつむ
雪 三好達治 「測量船」より
3日は日中とうとう会津市内にも雪が降り出し、夜床についても「朝どのくらい積もるかなぁ」と気になって仕方がありませんでした。(夜中に一度目を覚まし外を覗いたほど)。
会津に暮らして4度目の冬を待たずに、鹿児島へ引っ越すことになると、積もっている雪を一度娘に見せてから引越ししたいという勝手な思い。
鹿児島出身なので、会津に暮らすようになって一番のわくわくは「雪」。長く雪国に住んでいる方からは顰蹙(ひんしゅく)を買いそうですが。一日もたたないうちに、どんどん雪が積もっていく様を見たときは、大喜びで外へ出かけたものです。
私と入れ違いに雪国暮らしが始まる人もいるかもしれませんね。
もしかしたらこれから家を探す人もいるのでは?
以下、ちょっとしたポイントを。
1、一軒家よりアパート、マンションを。
一軒家の場合雪かきが必要です。会津若松市内では屋根のゆきかきは必要ないのですが、一軒家だと玄関周りの雪かきは必要になってきます。マンションだとその必要はありません。早朝、そしてへたすると帰ってから夕方の作業、やはり大変です。
2、もしあれば屋根付き駐車場を
なかなか少ないですが、通勤に車を使う場合、屋根のない駐車場であれば、まず、車の雪下ろしから始めなければなりません。ちなみに雪下ろしの道具はカー用品店や日曜大型雑貨店で安くで買えます。
いやあ、私も最初の頃は屋根なしだったので、「晴れた!」と思って出かけようとしたら、車の屋根に大量の雪が積もっていて、あぜんとした思い出があります。
3、追い炊き機能のあるお風呂
すぐ冷たくなるので、お風呂の機能ではあるにこしたことはありません。なお、追い炊きの場合、凍結防止のため、お湯が出てくる口より上に水を貯めたままにしておきましょう。
でも嫌なことばかりではありません。雪景色はそれは美しいですし、なんといっても寒く閉ざされた冬があるからこそ、春の訪れはそれはそれはうれしくまた美しいのです。
雪国暮らしを始めてころの生活面での「へー」(驚き)はまた次回に。