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逆・食育

食育とは大人が子供にする「食の教育」なのだが、私の場合は娘の影響で食事がかなりヘルシーになってきている。

 娘は1歳5ヶ月を過ぎ、離乳食をほぼ完了。まだまだ完全に大人と一緒というわけにはいかないが、ほぼ大人食事の取り分けで大丈夫になってきた。

 「食育」という言葉を最近よく耳にするが、私は母親が子供にできる最大の事がこの「食育」なのではないかと思っている。自分の中で「専業主婦で家庭にずっと納まって、社会から取り残されて・・・」なんてことが浮かんだりするときは、「いやいや、私は将来社会を担っいく1人の人間を育てるという重要なプロジェクトを授かっているんだ!」とおおげさながら、そう考え直すことにしている。殺伐とした事件が多い中、どうして簡単に人を殺したり、人を陥れたりするような人間になってしまったのかを考えることが多くなってきたが、すべて家庭環境が原因とは言えないが、やはり育つ環境の原点は家庭だから、母親・父親になった責任は重いのだ。そして食事は人間の体だけでなく心をも育む原点だと思う。

 娘は食べることが好きな両親の食事風景を見ているせいか、6ヶ月頃から「食べたい」しぐさが盛んになったのを機に、離乳開始。離乳食とはいえ、味付けなしの野菜とご飯を煮込んだおじや中心の手抜き簡単料理であったが、今でも食欲旺盛は続いている。

気をつけたのは、
1、なるべく農薬や化学肥料を使っていない地元で取れた旬の野菜を食べる。
2、1歳までは味付けをしないこと。卵、牛乳も1歳を過ぎてから。
3、大人と一緒に食べること。娘が食べ終わるまでは大人も席をたたないこと。
4、ジュース、市販のお菓子類は与えない。果物はできるだけ農薬や化学肥料を
使っていないもの。
5、1歳を過ぎてからのおやつは果物かおにぎり。市販のおやつは自然食品店購入の味の薄い赤ちゃんせんべい。

 とまぁ、なんだかえらそうなことを書いたけれども、私は娘からの逆食育を受けているようなきがしてならない。なぜなら私自身は幼い頃からオーガニック食品中心の食生活ではあったけれども、ハンバーガーやフライドポテト、ピザ、チョコレートなどのジャンクフードが大好き。野菜は好きだけれども魚より肉が好きだし、和食も好きだけれどもどちらかというとイタリアンや脂っこい料理の方が好き。しかし娘の好物はというと、野菜と味噌汁。
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本日の朝食:ごはん(ひえ、あわ、小豆など6つの穀類を混ぜた米)、味噌汁(麦味噌。にんじん、だいこん、ネギ、玉ねぎ入り)、大根葉とオカカ炒り、干しダイコン煮)
なんせ、ダイコンが大好物である。大根は実家の父が畑で作ったもの。干し大根は母が干したものなので太めであるが、これがまた噛み応えがあるよう。

味噌味解禁は1歳3ヶ月頃になってからだったのだが、味噌の味は格別なのか、2杯は軽くお代わりするほど。もちろん薄味の味噌汁をさらに娘用にだしで薄めてあるけれど。
娘がモリモリ野菜を食べるので、大人も前以上に野菜を食べるように。
もともと揚げ物は夫が苦手なので、年に数回しか登場しない我が家だが、炒めものなど油を使った料理も娘への取り分けがしにくいので以前より減ってきた。使う場合も前よりぐっと減らすように。

さぁ、今日は娘が好きなひじきの五目煮を作ろうかな?それともチリメンジャコとひじきの炒り煮かな?


 
by peartree22 | 2006-01-19 13:40 | ゆるゆるマクロビ